
5/6の記事にWSにいって来たことを少し書きましたが、イベント出店で途中まで刺して、
そのままおいていたものをやっと完成させました。
今年の早春だったと思います。本屋さんで素敵な手芸本を見つけました。
kiccaさんの「ツヴィストソムと北欧刺繍」
手に取った瞬間、これだーって。
この刺繍を最初に見たのは、友人がフィンランドに住んでいたとき、
そのお家のリビングの壁にかかっていた白鳥のタペストリー。(多分あれがツヴィストソムだった)
その後、北欧ブームが一気に日本を包み、ずいぶんあちこちで目にするように。
今年の東京ドームでのキルトフェスティバルでも「北欧ウール刺繍」のタイトルで紹介されていたのです。
それが、ツヴィストソムという技法の刺繍、そう、刺繍なんです。
そうとはこの本に出会うまで知りませんでした。
そして、WSが開かれることを知り、大宮で遠かったのですが申し込みました。
いくつかある柄から一番むずかしいといわれるクロスを選びました。
どうせやるならとチョイスしたのですが・・・
これがまた本当にムズカシカッタ!
さらに、難しいだけでなく、めっちゃ手がかかる!
クロスステッチだけでもひーふー言ってて、息抜きにと参加したはずが大間違い。
クロスステッチは×の連続で刺していきますが、ツヴィストソムは×のあとにもう一度戻りさらに/ステッチするのです。
一段ごとにとめをするし、刺繍の向きもある。布をくるくるしながら。
さらに、基本なんと模様のバッグの部分も総刺しするんです。
ふぃ~


鳥ちゃんのキットも色違いで購入してきたので、昨日からやりました。
鳥ちゃんは簡単との事、模様を刺すのはクロスに比べたら本当にやりやすかったです。
上の画像は鳥ちゃんを刺したところ。
模様のバックの部分も刺すというのは下の画像の通りです。

白い編み目の生地の部分をすべて刺し埋めるのです。
まるで、織物のようになるんです。
しかもこの糸はウールなのでより織物っぽいです。
刺繍とは言いがたいような・・・
けれど、出来上がってくるとなんとも言われぬ満足感。
ツヴィストソムだけでなく、プラットソム、こぎんに似たヴァヴソムという技法の刺繍があることも知りました。
世界中の女たちは、こうしてコツコツと地道な手仕事を家族のため、暮らしのために手を動かし続けてきたのだと
改めて思ったのです。
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