




アキクサインコ・乳母日記 その3
あやめ、かりん、野藍ちゃん亡きあと、琳音をお迎えするのに、
私には一年以上の時間が必要でした。
2014年大晦日にお迎え。
春になったくらいだったでしょうか?
琳音は一人っ子でいいのだろうか?お友達がいたほうがよいかな?
と考えるようになってきました。
もし、お迎えするなら同じウロコさん?
もう一度マメルリハとも暮らしてみたい、
でも、大きさが違いすぎるし怪我をさせたら困るなぁ。
同時放鳥できたほうがいい・・・
でも、やっぱりマメちゃんが、でも野藍ちゃんと比べちゃうと・・・
いっそ、初めてのシロボタンインコも可愛いな。
いやいや、やはり琳音は甘ったれちゃんだから一人っ子で愛情独り占め・・・
などと、思い巡らす日々。
決断力がまったくない私、月日は過ぎていました。
いつの間にか秋に季節は変わっていました。
以前に書いたように、10月18日とりきち横丁さんのドイツの鳥事情のセミナーで
驚くべきことを聞いたんです。
欧米では金魚でさえ一匹では売ってくれない。
必ず2匹以上でないと。
犬猫はもちろんのこと、当然小鳥もそうだと。
そして、どちらかが亡くなったときには、ティアハイムという施設(飼う事ができなくなって保護されている場所)から
うちの子と暮らしてうまくいきそうな子をお迎えをする。
そんなことを子供の頃から学校で教えてくれていてごく当たり前になっているのだと。
国によっては法律化されているとのこと。驚きました!
日本では一匹、一羽飼いは普通のことで、所変わればと、びっくりでした。
そんなことを知った直後に、ウロコさんをお預かりするかもしれないというお話は
少し楽しみでもありました。
ところが、アキクサさんの乳母を、ということになったときにも
琳音ちゃんに良い刺激になればいいなって思ったのです。
あくまで一定期間一人餌になるまでです。
アキクサさんはマメルリハよりもおっとりでか弱そうなイメージ。
私の中では、もし琳音のお友達としてお迎えする対象には100%ありえなかったのです。
ですから、前回にも書いたように、心に一線を引き接していたのです。
鳥友さんから、「情が移ってしまったらどうするの?」 の言葉にも
「絶対大丈夫よ」 と即答していたほどです。
一方では、ブリーダーのNさんから、「もし、よかったら・・・」 という話をいただいていたのも事実でした。
毎日お世話させてもらいつつ、
赤むけ恐竜からハリネズミ、そして、小鳥のヒナに、
そして幼鳥へと変貌していく様を見ていたら、
最初の強い思いに反して、自分でもどうしようもない
「この可愛い子たちを手放せるのか!」 という気持になってしまったのです。
続く。
スポンサーサイト
テーマ:小鳥大好き - ジャンル:ペット
- 愛しき我がインコたち
-
| trackback:0
-
| comment:0